アトピーと食事療法

アトピー性皮膚炎の症状を改善するためには、放置せずに、病院で診察と検査を受けることが大切です。
原因となっているものを突き止めて、対策を立てることが、早期改善につながります。

病院では、原因を特定するために、必要な情報を、医師に伝えなければなりません。
かゆみを感じるのはどんな時か、家族にアレルギー性体質の人がいるか、などの質問を受けるでしょう。
また、何を食べた時にかゆみが現れるかについても、必ず尋ねられます。
アトピーの原因と食事は、切っても切り離せないほど重要です。
特に、子供のアトピーは、食べ物が原因になることが多いようです。

できることなら、食事の食材について記録して、かゆみの状態などを書き留めておくと、問診の時に役立ちます。
病院の問診では、アトピーの原因を特定するために、正確な情報を伝えることが肝心です。

問診や検査で、アトピーの原因が特定されたら、それらを食べないように制限した食事療法を行います。
食事療法を継続すると、次第に、食べ物への過敏性が薄れていくのが一般的です。
そして、アトピーの原因となる食べ物に対しても、段々と反応しないようになります。

卵は、食材としてよく使われますが、実は、2歳までのアトピーの原因で一番多い食品でもあります。
特に、卵アレルギーの場合、アトピーの原因の大部分は、白身のたんぱく質に対して反応します。
白身には、「オボムコイド」というたんぱく質の成分が含まれています。
普通、たんぱく質は、加熱で性質が変わりますが、白身の「オボムコイド」は耐熱性があります。

食事療法を実践する時は、食品の成分表示で、卵が入っているかどうかチェックするように注意しましょう。

アトピーの食事レシピ

アトピーの食事療法では、ただ闇雲に、原因となる食品を食べなければいいというわけではありません。
栄養のバランスがとれるように、アレルギー源の代替となる食品を取り入れることが大切です。

代替材料を使って、お子さん用のおやつレシピ「ストロベリーロール」をご紹介します。
米粉45g、ベーキングパウダー5g、ココナッツミルク80g、砂糖大さじ2、豆乳大さじ1、苺1個、苺ジャム小さじ2を用意します。
まず、すりおろした苺と、ジャム以外の材料をしっかりとミックスした生地を作ります。
耐熱皿にオーブンシートを敷き、生地を流し込み、600Wの電子レンジで2分30秒ほど加熱したら、取り出してシートをはがします。
ジャムを生地の手前から三分の二まで塗って、ロール状に巻き、少し置いてから切り分けてください。

これは、小麦粉を米粉に、卵と牛乳をココナッツミルクと豆乳に代替したレシピです。
こんな風に工夫すれば、栄養のバランスがとれた、健康的なアトピーの食事レシピが作れるでしょう。


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