イスラム教と食事

 
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詳しく調べてみました!

イスラム教徒には、「六信五行(ろくしんごぎょう)」という義務があるそうです。
「神」「天使」「啓典」「預言者」「来世」「天命」が六信で、イスラム教徒は、この6つを信じなければならないとされています。
五行は、「信仰告白」「礼拝」「断食」「喜捨」「巡礼」のことで、イスラム教徒が行わなければならない5つのことです。

五行のひとつ、「断食」については、聞いたことがあるかもしれませんね。
「断食」は、ラマダンと呼ばれる月に行われるものです。
したがって、1年間のうちの1ヶ月間を通して「断食」が行われます。
と言っても、1ヶ月間1度も食事を口にしないというわけではありません。
太陽が出ている時間は、食事を取らないのが、イスラム教徒の「断食」です。
ですから、日の出から日没までは、食事をすることは出来ませんが、暗くなったら食べ物を口にしても良いのです。

イメージに反して、ラマダンは、イスラム教徒にとって、食事ができない苦しい月ではないようです。
昼間は「断食」をして、みんな一緒に我慢しますが、日が落ちるとパーティーが催されるそうです。
親戚や友達などが、食べ物を持ち寄って、アルコール抜きのお食事会が毎晩のように続くラマダン。
昼間は空腹を耐えて、食べ物を口にしなかった分、日没後のお食事パーティは格別な楽しみがあるのでしょう。

イスラム教の聖典「コーラン」の第五章には、食事についての記述があります。
その中で、「死肉、血、豚の肉、それに神以外の邪神に捧げられたもの」が、「食べてはならぬもの」とされています。
また、第二章には、「酒と賭矢についてみんながお前に質問して来ることであろう」とあります。
つまり、イスラム教では、豚肉とアルコール類は禁止、他の肉類には制限があるということです。
豚肉以外で、宗教に反する殺され方をした肉類は、「食べてはならぬもの」になります。
しかし、イスラム法に基づいて、お祈りが行われ、神の名の下に屠殺された肉「ハラール・ミート」は、食べてもいい肉になります。

イスラム教の食事の制限は、食品やアルコールに限ったことではありません。
ご承知の通り、手で食べるのも、イスラム教の食事文化の大きな特徴です。
食べ物は、神から授かった神聖なものなので、スプーンやフォークなどの汚れたものは使えないというのが、手食の理由です。
右が清浄な手、左が不浄な手とされるため、最も清浄な右手の指先で手食をするのが、イスラム教の食事の仕方です。

「郷に入っては〜」と言いますから、イスラム教の国へ旅行をする機会があったら、ぜひとも手食にトライしてみたいものですね。


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