クローン病と食事

 
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詳しく調べてみました!

あまり耳慣れない病気かもしれませんが、クローン病の患者さんは、年々増加する傾向にあります。
安倍晋三前総理の持病であり、若槻千夏さんも罹ったことがある病気と言えば、思い出す方もいらっしゃるでしょう。
この病気は、1932年に、ニューヨークの病院で、「限局性回腸炎」として初めて報告されたものです。
そして、この時に報告した内科医の苗字を取って、クローン病と名づけられました。
日本では、1975年に、日本消化器病学会と厚生労働省によって、全国規模の研究が始められました。
1976年に128人だったクローン病の患者数が、2004年には23,188人にまで増えました。

ところで、クローン病とは、一体どのような病気なのでしょうか。
クローン病は、別名「潰瘍性大腸炎」と呼ばれることもあります。
小腸や大腸にできた潰瘍が原因となって、腹痛や下痢、発熱を起こさせる病気がクローン病です。
症状の現われ方には個人差がありますが、体重の減少や腹部腫瘤、痔瘻などの症状が出ることもあります。
症状を緩和するために、薬物療法や栄養療法が行われますが、今のところ、完治する治療方法は見つかっていません。
ですから、一度発病すると、長く付き合わなければならない病気です。

クローン病では、なるべく落ち着いた緩解状態を保てるように、食事やストレスなどをコントロールすることが大切だと言われています。
特に、食事は、クローン病の原因のひとつとも考えられていますから、食事のコントロールはとても重要です。
クローン病を悪化させるのは、動物性油脂とたんぱく質が多い食事だと指摘されています。
消化が良くて腸に負担をかけないレシピを中心に、牛肉や豚肉を食べ過ぎないように制限した食事を心がけるのが肝要です。

クローン病の食事療法として、レシピを考えるとき、最も注意したいことは、食材の選び方でしょう。
主食は炭水化物を中心に、副食は脂肪や食物繊維が少ないものを食事に多く取り入れます。
食物繊維の取り過ぎは、腸管を刺激するので、クローン病には良くないそうです。
また、スパイシーな刺激物が多い食事も、クローン病の患者さんは、極力控えるようにしましょう。
外の食事でも、同様に、脂肪や刺激の少ない、腸にやさしいメニューを選ぶ工夫が必要です。
甘党の方は、乳脂肪が多く使われている洋菓子はやめて、こしあんなどの消化が良い和菓子を選ぶようにしましょう。


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