便秘は、経験者にしか理解できないつらさがありますよね。
便秘を解消するために、便秘薬を常用している方も多いと聞きます。
でも、薬は、時には効き過ぎて、ひどい腹痛や下痢などの症状を起こすこともあります。
特に、高齢者の方は、腸が弱くなっていますから、下剤はあまりお勧めできません。
薬でお通じを促すのが癖になってしますと、腸の働きも鈍くなってしまうようです。
ですから、自然なお通じのためには、食事療法で便秘を解消するのが、身体に無理な負担がかからなくて理想的ですよね。
羨ましいほど、毎日規則正しくお通じがある人もいれば、便秘になりやすいタイプの人もいます。
便秘になりやすいタイプは、生活習慣や食事に問題があることが多いようです。
生活が不規則になりがちだったり、ストレスがたまりやすい、時間にゆとりがないなどの生活をしていると、便秘になりやすいそうです。
食事のリズムが狂ったり、自律神経が乱れると、腸に直接、その悪影響が及びます。
また、時間に追われていると、便意を感じても我慢してしまい、腸の働きを妨げてしまいます。
食事と便秘は、当然、切っても切り離せない関係にあります。
水分や食物繊維が足りない食事は、便秘の大きな原因です。
この2つの摂取量が、便の硬さを決めますから、水分と食物繊維のどちらか一方が不足すると、便秘がちになります。
ですから、野菜不足やジャンクフードばかりの食事は、便秘を招く最大の敵です。
したがって、便秘にならないためには、水分と食物繊維を、食事の中にたっぷりと取り入れることです。
食物繊維には、不溶性と水溶性の2通りがあります。
不溶性食物繊維は、腸内で水分を吸収し膨らむ性質があり、便量を増やす働きがあります。
一方、水溶性食物繊維は、便量を増やすと共に、腸内の善玉菌も増やしてくれます。
善玉菌の増加によって、悪玉菌が減少し、腸内環境が良くなるため、便秘も解消されます。
不溶性食物繊維は、ゴボウや切り干し大根、さつまいも、じゃがいもなどに、水溶性食物繊維は、こんにゃくやオクラ、納豆などに多く含まれています。
ただし、腸の働きが弱いタイプや敏感なタイプ、高齢者の方などは、不溶性食物繊維は刺激が強い場合がありますから、注意して下さいね。
便秘を解消するためには、バランスのとれた食事を取ることと、規則正しい生活をすることが肝心です。
睡眠不足や運動不足も、便秘の大敵ですから、毎日少しずつでも身体を動かして、質の良い睡眠が取れるように工夫しましょう。